チョコレート検定 2019(プロフェッショナル)を受験しました。
チョコレート検定とは
以下ページに記載の通り、明治グループ100周年と、明治ミルクチョコレート90周年を記念して2016年から開催されています。2919年9月16日は第4回目ですね。
https://www.kentei-uketsuke.com/chocolate/about/
合格すると(2018年の検定では)名刺やピンバッチを作ることができます(有料)。
((記念に作っておけばよかった。。))
難易度は以下3つ
【初級レベル】 チョコレートスペシャリスト
【中級レベル】 チョコレートエキスパート
【上級レベル】 チョコレートプロフェッショナル
2018年までは中級レベルまででしたが、今年から上級レベルが追加されました。
上級レベルではテイスティングの試験がある都合なのか、会場が東京(300人)、大阪(100人)の会場と人数に制限がありました。
▽今回は私が受験した上級について書いていきます。==============================================
上級のレベルは以下のように書かれていました。
https://www.kentei-uketsuke.com/sys/chocolate/entry
【チョコレートプロフェッショナル(上級)】
カカオやチョコレートに関する幅広く、専門的な知識を持ち、自らチョコレート文化を世の中に発信できるチョコレート好きの頂点を目指す方向けの上級レベル。
上級の試験についてざっと書くと以下のような感じになります。
①問題数100問のマークシート方式(4択)
②出題範囲は、公式テキストおよび、公式テキスト末尾記載の参考文献などから幅広く出題。
③テイスティングの問題あり
④正答率80%以上で合格
試験時間はどの難易度も1時間で、受験資格は「チョコレート好きならどなたでも」とあります。なので上級の受験に中級取得している必要はないようです。
上級レベルの試験の実施自体が2019年からなので、気になるのが②、③です。
②参考文献とあります。どの参考文献をどれくらい勉強すべきなのか謎です。
③事前にテイスティング練習用のチョコが送られてくるものの、出題形式がわかりません。どんな準備をすればいいのか謎です。
▽実際に受験して、この準備しておけばよかったなぁ~と思ったこと。(過去の自分へ向けて)
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〇WEBの練習問題はそのまんま出てきました。覚えましょう。
https://www.kentei-uketsuke.com/sys/chocolate/practice_guide
〇公式テキストの内容はどこから出題されてもおかしくありません。まんべんなく覚えましょう。
〇テイスティングは以下の形式でした。
カップに入ったチョコが4つ(A、B、C、D)配られる。
それぞれのチョコ1つにつき3問。計12問がテイスティングの問題数。
1問目
そのチョコレートの風味を表すレーダーチャートはどれか。(4択)
ナッツ香、花香など度合が記載されているチャートから選びます。
2問目
その風味を説明した表現として適切と思われるのは次のうちどれか。(4択)
ミルク感があり~、フローラルな香り~ 、と表現される文章から選びます。
3問目
そのチョコレートの産地は次のうちどれか。(4択)
こんな感じで12問あります。
事前にテイスティング練習用のチョコレートも送られてくるので頑張って味を覚えましょう。ちなみに産地の情報はWEBページに記載があるので目を通しておきましょう。
https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/lineup/
もっとテイスティングの練習しとけ~産地やミルク感もちゃんと覚えとけ~(過去の自分へ)
〇参考文献は公式テキストに載ってない内容で、比較的簡単なものを覚える(???)。
そもそもでテキストに記載のある参考文献の数が27あり、どれに目を通せばよいのか。。。(泣)
という問題は置いておいて、私が購入した本を載せておきます。
●チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/412102088X
カカオ視点で書かれた世界史です。カカオを通してどのようにヨーロッパが発展してきたかをざっくり学べます。奴隷の話も出てきたりと少し重たい本。
読んだ後、「世界はチョコレートを中心に回ってたんだ~」など良くわからない感想を抱いてしまいました。pease-time.
●チョコレート カカオの知識と製造技術
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4782104049/
タイトルの通り、科学的にみたチョコレートの性質、製造技術や機械について書かれています。難しい本です。
この本に書かれている難しい内容は試験に出題されませんでしが、読んですぐ理解できる内容(同様の内容は他の参考文献にも記載されている気がする)は出題されていました。
ex)カカオの木の虫や病気
また、チョコレート作りってとても大変なんだなぁ~とか、どうやって作っているのだろうなど、お店に並ぶチョコレートを見るたびに思うようになります。
私が読んだのは上記の2冊でしたが、試験では自分が読んでない本からも出題されていました。
また、どちらの本も内容が濃く覚えきれません。。。(泣)
▽最後に
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検定、難しかったです。
もちろんすべての問題が難しかったというわけではなく、秒で解けた問題もありました。
どちらかというと、今回が上級レベル初の実施で、どのように試験対策をすればいいか分からないという要素が大きかったです。
チョコレートのように甘くない。
試験の結果はおそらく不合格ですが、今回の検定を通してチョコレートへの知識をさらに深めることができました。そのことが、私にとってとても喜ばしいことです。
やっぱり、おいしいチョコレートへの理解を深めることは楽しいですからね。
また来年チャレンジしようと思います。
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今回、公式テキストを電子書籍で購入して、暗記マスターというiOSアプリで学習していました。これはいいものだ!
探せば他にも同様のアプリがいくつか出てくるので今後もこういったものを活用していきたいですね。